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【No. 920】
自他の最適解を
かけ合わせていく
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人生は応用問題。学生生活を終えて社会人になると、誰もがこのことを実感することになります。私も、あなたも例外ではありません。社会生活においては、たんなる足し算、引き算、掛け算、割り算で求められない解を、自分で導き出していくことになります。
絶対的な解はなくても、最適解を求めることはできます。しかも、最適解はその人によって異なるケースもあります。「自分では最適解だと思っていたのに、相手にとっての最適解ではなかった」ということを経験した人もいらっしゃることでしょう。
この世における最適解は、1つとはかぎりません。私たちができることは、今、この瞬間での最適解を導き出すこと。現時点での最適解が、後々まで最適解であり続けるとも限りません。
そういう意味では、「これが本当に最適解なのか」という問いを常に持ち続けることが大事です。天地宇宙は、いっときも留まることなく変化し続けているのですから……。
自分ひとりでやるべきことであれば、自分なりの最適解が求まればいいです。一方、周囲の人と協力してモノゴトを進めるときは、各人の最適解を持ったうえで、全体としての最適解を導き出すことも大切です。
自他の最適解をかけ合わせていく。このようにして導き出された全体の最適解は、メンバー全員にとって納得のいく指針となります。
個人の最適解であれ、全体の最適解であれ、メンテナンスをしないと質や機能が知らず知らずのうちに低下してしまいます。今の最適解が、未来永劫、最適解であり続けるとはかぎらないことを、理解しておきたいものです。
今、取り組んでいるモノゴトについて導き出された最適解を持っていますか。周囲の人ともに進めているモノゴトについて、自分と全体の最適解を持っていますか。
最適解が突然ひらめくことはあります。けれども、ひらめくまでの間に思考を積み重ねてきたことを忘れないでいたいものです。
「最適解を導き出すのは楽しい」。こう思える人が道を切り拓いていきます。
小林 功