リレーブログ

ライフコンパスコーチ リレーブログ(26)小林 功

投稿日:2017年6月12日 更新日:

皆さま、おはようございます。

第26回目のリレーブログは、
私、小林 功が担当します。

今年最初の
リレーブログ(自己紹介を含む)
担当して以来
早くも5か月あまり経ちました。

こうして、リレーブログのタスキを
毎週つなぎ続けられるのも
読者の皆さまのお蔭さまだと
思っています。

また、ライフコンパスコーチが
各自の得意分野を活かして
リレーブログの配信を続けています。

私自身のリレーブログでは
アカデミックの世界で生きてきた
ライフコンパスコーチとしての
視点を活かして
投稿することを心がけています。

それでは、本題に入ります。

☆=====
【やらないことを選択できる自分になる】

「やりたいことがアレコレあるけれど」
「何かをやり始めるための余裕がない」
「1日が24時間よりも長かったらいいのに」
……。

はじめの一歩を踏み出したいことがあるのに
上述の言葉が脳裏をよぎって
行動に移せないでいる人がいます。

実際に、学びをしている
もしくは、始めようとしている人にも
このような状況になることがあり得ます。

あなた自身が
そのような状況にあっても
肩を落とすことはありません。

そもそも、成長意欲を持って
新たに取り組みたいことがあるのは
素晴らしいことなのですから――。

ご存知のとおり
自分自身に与えられた
1日の時間は、24時間です。

これは、誰に対しても平等です。

社会生活を送っていると
時間的余裕が足りなくなることが
起こり得ます。

けれども、睡眠時間を削るなどして
無理をすることなく
新たなことをはじめるには
どうしたらいいのでしょうか――。

時間管理を徹底することは
解決策の1つです。

とはいえ、スケジュールを
びっしり詰め込めばいいと
いうワケではありません。

そこで
やらないことを選択する
必要性が生じます。

すなわち
やらないことを選択できる
自分になることです。

はたして
やらないことを選択できる
自分になるためのポイントは
何なのでしょうか――。

=====

やらないことの選択肢は
1つではなく
次の3つに大別されます。

1つ目は
「習慣化してしまっていることをやらない」
選択をする。

習慣には、良いものと
良くないものがあります。

良くない習慣だと思いつつ
惰性的な時間を
過ごしてしまった
経験はあるでしょう。

人間は、完全無欠ではないですから
仙人のような生活を
送ればいいと言っている
ワケではありません。

日々の生活において
どのようなことに
時間を使っているのかを
精査してみる――。

そうすることで
「やらないほうがいい習慣」が
浮かび上がってきます。

習慣を断ち切るのは
ラクではありません。

けれども
すぐに、あるいは段階的に
習慣をやめることは可能です。

「価値ある充実した時間」
「未来の理想とのつながり」
「成長と貢献」。

これらを念頭に置きながら
新たな取り組みと
天秤にかけてみることで
どちらを選択した方が良いかが
自ずとハッキリしてきます。

2つ目は
「途中まで進んでいることをやらない」
選択をする。

「ここまで進めてきたのだから
最後までやった方がいいのではないか」。

このように思うのはありますし
心血を注いで努力と行動を
してきたのならば
なおさらでしょう。

しかしながら
行動の先にあるゴールが
価値ある人生につながっているのかを
常にチェックすることが大事です。

途中で手を引くなどして
やらない選択をするのは
決して弱いからではないのです。

路を進んでいった先から
景色を眺めたときに
意を決して撤退することは
あり得ます。

また、はじめる前のプロセスで
やらない選択をすることも
あり得ます。

自分の心のなかで
動き出したものや
実際に取り組んできたものを
やめるのは勇気がいります――。

たとえ、そうだとしても
現在の取り組みを精査して
それ以上やらない選択ができる
自分でありたいと思いませんか。

3つ目は
「他の誰かに任せる」
選択をする。

先に述べたように
自分自身が活動できる時間が
1日あたり24時間を
超えることはありません。

1つ目と2つ目の
やらない選択をすることで
自分にとって重要度が高い
取り組みに使える時間が
増えるのはたしかです。

そうではあるのですが
案外重要なのが
相手に「任せる」こと
だったりします。

「自分でやらないと気が済まない」
「誰かにお願いしづらい」
「こんなことでもお願いして
いいのだろうか」。

このような言葉が
脳裏をよぎったとき――。

自信を持って
「任せる」という
やらない選択をしていますか。

=====

いずれの「やらない」を
選択するにしても
周りの人への思いやりと配慮を
忘れないことが大切です。

また、相手から任されたことを
真摯に取り組むことも大切です。

やらないことを瞬時に
選択できるようになるのが理想です。

そのためにも
現在、取り組んでいることや
これから取り組もうとしていることを
精査して、1つでもいいから
やらない選択を実践してみませんか。

やらない選択は
誰もができることです。

本人が、やらない選択を
許可しているかぎり……。

何かをはじめる、あるいは
やり続けることは
他の何かをやらない可能性を
意味します。

限りある人生の時間を
活かし切るためにも
やらない選択もできる
自分でありたいものです。

今年の後半に向けて
やらない選択にも意識を向けて
思考、行動してみませんか。

一瞬一瞬を
最大限、光り輝かせるために――。

最後まで、お読みくださり
ありがとうございます。

☆= お知らせ =☆

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『後悔しない最高の人生の創り方』
~ライフコンパスを活かした価値ある生き方とは~
詳しくは、こちらにてご覧ください。
(講演会の案内ページに移動します)

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毎週月曜日の朝に配信しています。
次回以降のリレーブログも
どうぞお楽しみに!

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『応援サプリ』と題した投稿を
毎朝配信しています。
お蔭さまで、1000回を超えました。

理想に向かった価値ある人生を送りたい
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https://www.facebook.com/isao.kobayashi.100

-リレーブログ

執筆者:


  1. 千葉恭司 より:

    小林さん

    こんにちは。毎週リレーブログを楽しみにしております。

    やらない選択、やめる選択はとても大切ですよね。
    どんどんとやりたいことをやっていくと、時間がだんだんとなくなって来ます。せっかく始めたんんだからと考えると、やらないことを選択することは難しくなって来ます。
    そのときは、ミッションや目標に立ち返って、本当に自分が必要なことなのか、自分が得たい結果はなんであるんだろうか、と自問していきたいと思います。

    今日もありがとうございました。

    応援サプリ、1000件も継続できていて本当に素晴らしいです。
    これからも宜しくお願い申し上げます。

  2. 小林 功 より:

    千葉さん

    リレーブログを毎回お読みくださり、本当にありがとうございます。
    千葉さんのコメントは、私たちにとって大いなる励みになっています。

    「あれもやりたい」「これもやりたい」と思って行動に移していると、「やらない選択」「やめる選択」への意識が薄れてしまうことが往々にしてあります。

    有限の時間を最大限充実させるためにも、ミッション、ビジョン、目標につながることに集中していきたいですね。

    お蔭さまで、日々投稿することができています。

    私の方こそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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