歌手・作詞作曲家で
ライフコンパスコーチの荒井さち重です。
なんでも物事は、表裏一体です。
見方によってどちらも正しくて、どちらも間違いでもあるのです。
高校生の時、里中満智子先生の「天上の虹」という
持統天皇を主人公として、
大化改新前後の時代を描いた歴史漫画を読んだとき。
天智天皇側から見たストーリーと天武天皇側から見たストーリーでは
話が変わってくることに衝撃を受けました。
歴史上のことは、
今となっては事実はわかりませんが
どちらの側から見るかによって、
物事の答えや、正義も変わるんだと。
以前、動物のお肉を食しながら
動物愛護を訴える方を非難する記事を
自身のブログに書いたことがあります。
体に必要な栄養素を持っているから、
お肉を食べるのは良くて
体に必要ではないから、
毛皮を身につけることはだめだ、
と説明されれば、
(個人的には納得しませんけど
理論的には間違ってはいないため)
認めることはできるのです。
八代亜紀さんだって、歌っているじゃありませんか。
「憎い 恋しい。憎い 恋しい。巡り巡って今は恋しい」と。
(「雨の慕情」作詞:阿久悠作曲:浜圭介)
「心が忘れたあの人」を愛していたからこそ、憎んだんです。
愛情の裏返しですよ。
女子は好きだから素直になれず、
強がって反対のことを言ってしまったり
男子は好きだから意地悪をしたり、
からかったりするのと一緒なんですよ。
どの方向から見るかで
すべての答えは変わってくるものです。
「答えはひとつではない」
ということを頭の片隅に置いてみて下さい。
小さなことに腹がたたなくなったり、
自分と真逆の考え方も受け入れることができるようになり、
感情の整理がラクになりますよ。
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荒井さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
自分から見た世界が本物で正しいんだ!とつい思ってしまいますよね。
物事にはいろんな側面がありますね。
自分にとって良いと思ったことは他人にとって悪かったり、逆に自分にとって悪いことは他人にとって良かったり。答えは一つではないですね。答えは一つでないから、いろんな意味を持ったり、いろんな価値を持ったりするんですね。
答えが一つではないことを心の中に留めていきます。
今日もありがとうございました。