みなさま、おはようございます!
今回のライフコンパスコーチのリレーブログは長崎県で皮膚科を開業しております、私、大仁田亜紀が担当いたします。
本日は最近のマイブーム「敬意を払う」ことについてお話したいと思います。
実はお恥ずかしい話なのですが、以前の私はかなりのショートテンパーでした。
特に自分勝手だったり、周りを配慮できないような行動をする方が許せずイライラしたり、時には面と向かって相手をはっきり非難することもありました(!)。コワイオンナ笑だったんです(´Д` )
今となってはその当時私が噛み付いた方々に心から謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
そんな私も色々な経験と年齢を重ね、自らもたくさん失敗したり人に迷惑をかけたりといろいろしでかしたことで「ものの見方」が変わりました。
自分も含めて人は不完全。しようとしてもできないこともあるし、意図せずに人に迷惑をかけることもある。
考えてみれば当たり前のことなのですが、ライフコンパスを学んでようやくそれが理解できるようになったのです。
そうして改めて「人はなぜ怒るのか?」について考えてみたのです。
私は一つには「人が怒る時=自分が大切にされていないと感じる時」なのではないかと思っています。
つまり、自分に敬意を払われていないと思う時。軽んじられた時。ぞんざいに扱われた時。自分の意見を無視されたり、自分の価値観とは違うことが強要された時など…。
またこれは自分だけではなく、自分の大切な人、モノ、が対象でも同じです。
そのことに気づいて以来、日常生活でまず念頭に置くことは「相手に敬意を払うこと」になったのです。
これは日々の診療でも同様です。
ありがたいことに毎日たくさんの患者さんが来院してくださいます。時にたくさんお待たせしてしまい、そんな時は本当に心苦しく思っています。この場を借りて謝罪したいと思います。本当に申し訳ありません!
私が診療で大切だと思うのはまずは何より受診してくださった患者さんが私に「何を求めているのか」を把握すること。
医師として専門的な知識やスキルを磨き続け、より良い医療を提供することは当たり前ですが、それに加えて相手のニーズに合わせて診療をすることを強く意識しています。
それが「相手に敬意を払うこと」なのではないかと考えています。
自分の話をただ聞いて欲しい方、不安を払拭したい方、会話がしたい方、早く処方が欲しい方などなど…。患者さんたちのニーズもさまざまなのです。
もちろん医療人として皮膚科専門医として譲れないことはあります。
しかしながら「私の診療はこうだから」と絶対に譲らないのではなく、「相手の価値観を理解しようとして寄り添うこと」が一番大切なことなのではないかと思っています。
当たり前ですが、誰しも優しくされたいし大切にされたいのです。私ももちろんその一人!
私も認められ優しくされ、大切にされたいのです。
だからこそ自ら周りにも自分がされたいように接すること。
毎日そんな想いで診療しています。
まだまだ伸びしろがあるので笑、努力のしがいがありますが…(^^;
一生かけて成長していきたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました!
写真はその可愛さだけではなく礼儀正しさと周囲のかたがたを思いやる心に溢れた大好きなサッカーVファーレン長崎のマスコット、ヴィヴィくんとの一枚。
その愛くるしさにいつも癒され、人を想う素晴らしい姿勢からたくさんのことを学ばせていただいています!感謝です^_^