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ライフコンパスコーチのリレーブログ(99)櫻井慶子

投稿日:

皆さま
おはようございます。

ライフコンパスコーチのリレーブログ
99回目は、東京都大田区で中医学理論に基づいた
医学気功サロンを主宰しております、
私、櫻井慶子が担当いたします。

台風16号が関東を襲う前日、
(サロンとは別の)家業の仕事で、
ドリカムのデビュー30周年記念の大阪ドームツアーを
観賞する機会を得ました。

それまでドリカムの歌は、ほとんどサビしか
知らなかった私ですが、 3時間半、巨大な舞台の上を
歌いながら縦横無尽に走り、踊り、ワイヤーで宙高く舞う、
吉田美和さんの徹底したエンターティナー精神と心にしみる歌声、
そして中村正人さんが率いる、世界的ミュージシャン達で
構成されたバックバンドの演奏の妙に魅了されました。

50代半ばの吉田美和さんと、
来年還暦だという中村正人さんが、
あの長丁場を全力で演じきる為に、
どれだけストイックな鍛錬と
どれだけ真摯な心身のケアを続けて来たのだろうと、
本当に頭が下がりました。

そこでふと思い出したのが、
井上裕之先生の「潜在意識を使いこなす人ムダにする人」 の
一節にあった「鳥の目」です。

「一流のサッカー選手は、プレイヤーとしての目線から
ボールを追うだけでなく、『鳥の目』で上空から
眺めることによって、ゲーム全体の流れを把握している。
だから『鳥の目』のように、視座を高く、視野を広く持つ事で、
他者の立場が理解できて、コミュニケーションが
上手く行く人間になれる」 というのが本文の趣旨でした。

こうした大きなツアーは、 何年も前から企画を起こして、
多くの企業や人を巻き込んだ巨大なプロジェクトとして
作り上げて行くものです。

過去30年にわたって、ドリカムのプロジェクトが成功しているのは、
メンバー2人が、ミュージシャンとしての才能だけでなく、
卓越した「鳥の目」の持ち主である事の何よりの証明でしょう。

ツアーの成功に対して2人が同じビジョンを持ち、
千人を超えるスタッフの働きがステージの自分達に
どう反映するか想像して、 最高のものを観客に提供する為に、
あらゆる努力を自らに課すというのは、
他者だけでなく何より自分自身を、俯瞰した「鳥の目」で見られる
特異な才能の持ち主だからに他なりません。

だからこそ、国内外の著名なミュージシャン達が
バックバンドのメンバーとして引き寄せられ、
何万人もの観客を酔わせる、強いエネルギーが
生まれるのだと思います。

熱気溢れる会場が見渡せる関係者席で、そんな事を考えながら、
ドリカムとは分野も規模も違うけれど、 私もサロンのお客様のために、
あらゆる努力をしょう! 良い仕事をしょう!という強い思いが
こみ上げて来るのを感じました。

観る人に、そんな思いを抱かせる事も、
ドリカムのツアーがもたらす不思議なパワーなのかもしれませんね。

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