みなさま、おはようございます！
今回のライフコンパスコーチのリレーブログは長崎県で皮膚科をしております、私、大仁田亜紀が担当します。
ミッションを持ち
なりたい自分を明確にして
理想の自分になるために
今の自分に足りないものは何かを正確に把握して
やるべきことを一つずつコツコツとやっていく。
ライフコンパスに出会い、人生とはそんなふうに切り拓いていくもの。そう感じそう信じて行動しています。
しかしながら私もいつもいつも強い自分でいられるわけではありません。
ふとした瞬間に自分の価値観を覆すようなことがあったり、自分の根底を揺さぶられることがあったり。
やはり人間一筋縄ではいかないもの。
そんななか、先日一冊の本に出会いました。
「ハートドリブン」塩田元規著 幻冬舎
株式会社アカツキ創業者、代表取締役CEOである著者は37歳にして利益136億円の事業をされています。
これは巷によくあるこうすれば仕事がうまくいく、といったようなビジネス書ではありません。
彼が今の事業を成功させた裏にはもちろん、ミッション、ビジョンをもち努力するというライフコンパスの考え方と共通することも多くあり勉強になります。
ただそれだけではなく、彼が提唱するのは自分に向き合って感情を大切にすること。
私はこの5年間、理想の自分を追い求めてただひたすら突っ走ってきました。
できない、のではなくできるまであきらめずにやる。
できないのは努力とやり方が適切ではないのだから見直し軌道修正してできるまでやる。
それでもできないのは自分の能力と努力がまだまだ足りないせい。
できている時はいいのですが、できないことがあるとついついできない自分が恥ずかしく、こう考えて自分を責めていました。
そんなことに葛藤していた矢先、この本にでてきた「偽のダイヤモンド」という言葉にハッとしました。
「偽のダイヤモンド」とは。一見、その人を輝かしく見せるもの。
非常にわかりやすいたとえでいえば、世間から称賛される大学、企業、資格、役職、年収、etc。
中略
伝えたいのは、自分の深いところでは「欲しい」と思っていないのに、「これさえ手に入れば」自分の価値が上がると思って偽ダイヤを求めてしまっていないだろうかということだ。
中略
外側の何かは、あなたの本質の素晴らしさとは関係ないし、生きるためのツールに過ぎない。
起業は自分がワクワクするからスタートした。でも会社が大きくなり、いろんな人の期待が集まって来た時、気づいたら偽ダイヤを磨こうとしてしまっていた。周りの評価を上げれば自分も幸せになれると信じて追いかけた。
偽ダイヤを手に入れた瞬間は幸せな気持ちになった。人の期待に応えて、周りからすごいねって承認されることは、やっぱり嬉しい。一時的にはそれで、幸せを得られる。
中略
一つ手に入れたら、一時的に幸せになるが、またつぎの何かを手に入れるまでは苦しみが続く。終わりのないレースのようだ。
中略
自分が大好きな自分でいることよりも、人に好かれる自分でいることを優先し続けていた。結果、いつも苦しかった。でも、苦しいことさえ当たり前だと思っていた。
魂の進化のために大切なことは、このレースから勇気を持って降りると決めることだ。
外側の何かを手に入れて幸せになるのではなく、自分の内側の声を聞くことからスタートする。
ハートからスタートして行動していく。
「ハートドリブン」塩田元規著 幻冬舎より抜粋
自分の活動で誰かを喜ばせることがわたしの喜び。
そう考えて行動して生きてきました。
しかしながらその誰か、の中に自分も含まれているのだろうか？
自分が本当に望むことはなんだろうか？
私が本当に欲しいものはなんだろうか？
わたしの本当のダイヤモンドは何なのか？
わたしが今まで自分が欲しい、と思っていたことは果たして自分が本当に欲しいものだったのか。
誰かの価値観で物事を見ていなかったのか。
結果にフォーカスしすぎると自分のダイヤモンドがいつのまにか誰かのダイヤモンドになってしまっているかもしれない。
毎日が目まぐるしい速度で過ぎていきます。
ミッション、ヴィジョンを明確に努力を続けながら、
時には立ち止まる時間を作り、トコトン自分向き合って、わたしの本当のダイヤモンドを明確にしていたい。
本当の自分の価値観で生きたい。
改めてそう思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました！
