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ライフコンパスコーチのブログ(116)【赦すということ】澤村礼

投稿日:2020年4月13日 更新日:

 

皆さま、おはようございます。

今週のライフコンパスコーチのリレーブログ116回目は、澤村礼が担当いたします。

前回の植木弘子コーチのブログにあった言葉『怺える』

国字というこの言葉に、今の状況と照らし合わせ感銘いたしました。

今の情勢にこらえるという美しさを感じました。

**

さて、わたしたちは今も新型コロナウイルス感染症という、これまでにない状況にあるということが継続しています。

予防としては、他者との接触を避けることつまり不要不急の外出をしないということと三つの密を避けることが策ということであるので

このことでの負担やストレスは大きなものとなってくるかたも多い状況であると思われます。

 

 

こんな時は、ふと人に向けて批判する相手のことを非難すること、そしてその矛先が自分に向けられるし自分が向けることもあるという場面もある可能性があります。

「わたしが言うことはこの人の為、もしくはみんなの為になる」という正義感があってのことかもしれません。これを伝える自分は間違っていないという気持ちがあることかもしれません。

 

人に向けての批判や攻撃性は、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。あなたがそれをすることも含めて我がことであると思われます。

 

そんな場面にあなたが当事者になった時に時にできることが以下のようにあります。

・言われた場合には、内容を聞いた上で受け流すこと。クヨクヨしないことです。

・言っている場面に出会した時には客観性を持って見て加担しないこと

・自分が正しいことを言ったとしても、謙虚な気持ちを持つこと

・これまでのことに感謝の気持ちを思うこと

・言われた相手に向けて腹が立っているということを、変換して、自分が言われて腹が立ったということを認めること

誰もがこの新型肺炎による行動自粛の中にいる同志であると思えること

 

 

 

 

人に攻撃的に言ってしまったことがある場合、それはその時の自分の素直な気持ちのあり方で間違いはないと思います。

 

 

逆に批判されたり聞かれて嫌な気持ちになったりした。それは嫌な気持ちになったあなた自身を認めいたわることがスムーズにできるとよいと、心から思います。

もう一歩踏み込むと、あなたにそう言った相手を赦すことができることがあれば、本当に心が安らぐことと思います。

 

そこで、赦すなんてとても無理と感じている時があればそれもその時。赦すということ自体とても難しい切り替えかただとわたしも実感として持っています。ではそんな時には、その相手を認めることができるといいなと思います。

なぜならまったくのアカの他人の言葉なら別ですが、あなたとの関係がこれまでにあった人との出来事で言葉だと思うからです。

 

 

 

今のコロナウイルス感染症対策としての行動自粛による負担は計り知れません。ですが今までの人間関係に亀裂が入ることを望む人はいないでしょう。

感じたことを発すること、受け止めようがナーバスになること。

これは行動自粛による負担が大きいほど、相手に向けられるものが鋭利になりえます。受ける側も大きく受け止めがちです。

 

 

ですからどんな時にも
『あなたが感じたことを、わたしはこう感じたと素直に認められること』
はあなたの気持ちを労わることに繋がります。

 

相手のことを主体にしない。自分自身を主にして捉えることであなたの気持ちを労うことにそそぎましょう。

それが自分自身を赦すということで、柔らぐ気持ちになることと思います。自分自身に厳しい頑張りやさんは自分を赦すことに目を向けてみてもいいかもしれません。

 

 

そして、つい言ってしまったことで相手が何か負担に感じていることを知った人は、そんな自分の行動をを正当化せずに、相手がそう受け止めていることを事実として認めましょう。

 

 

 

今大切なことは自分で自分自身を守ることです。どうやって守るのかというと、それは健康であろうとすることです。

良く眠り、栄養のある食事をし、元気に挨拶をして、身体を動かすことをする。これらを意識することももちろんのこと

 

 

人の言葉による負担を軽減できるのもあなた自身ができる身の護り方です。

 

 

今できる一番のこと、健康を守ることは他の誰にもできません。あなたがあなたのことを健康的でいるということができるのです。意識を自分中心にしてみるのです。

 

このコロナウイルス感染症対策のなかでなかで、周りと自分自身に意識を向けることで学ぶ場面は大いにありました。

 

それをわたしは家族から学びました。2月に家族に濃厚感染者対象であるという期間がありいつも行動を共にできた貴重な時間があったからです。これを機にしばらくの間、一日中一緒に過ごして同じものをみて楽しみを共有してという密な時間を持つことができたことは成長した子どもを感じるとともに、子どもに必要な父母や信頼できる大人の存在とお友達との時間の大切さがあることを実感できてとてもよい機会でした。

 

 

そして、仕事を共にする仲間から学びます。

 

どんな状況にも積極的に明るく向かう皆んなの存在はどれほど勇気づけられるか。

この状況に励ましのメールが届くのは仕事仲間からでした。会いたいと思い会ったのは、連絡を取り労いあったのは仕事の相手でした。収束に向けてできることがある、それは仕事仲間があるからです。

 

 

さあ、今日わたしたちがする一つ一つが未来に繋がっています。

 

今日できること、今大切にできることに全力を尽くして
今日もぐっすりと眠りましょう。

 

最後までお読み頂きましてありがとうございました

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