みなさま、こんばんは^_^
今回のライフコンパスコーチのリレーブログは私、大仁田亜紀が担当いたします。私は長崎県島原市という小さな町で皮膚科、美容皮膚科を開業しております。
新型コロナ流行に影響を受けていらっしゃらない方はほとんどいないことと思います。医療の最前線で感染症と闘っていらっしゃる方々には敬意と感謝しかありません。
地方に住んでいる私でさえこのおよそ4ヶ月で当たり前のことが当たり前ではなくなり、難なく出来ていたことが出来なくなり、行きたい場所にも自由に行けず、会いたい人にも会えない。そんな毎日が続いています。
大都市で生活しているわけではない私も思った以上にストレスを受け、今まで気づかなかったことに気づき自分の在り方から見直している最中です。
そんななか、今日は自ら幸福を感じるためにできる方法を一つお話したいと思います。
最近話題のハッピーホルモン、「オキシトシン」をご存知の方は多いかと思います。
「オキシトシン」は古くから女性の出産や授乳に関連するホルモンとして広く知られています。
また「オキシトシン」は「幸せホルモン」「癒しホルモン」などとも呼ばれ、私たちに幸福感、ストレス緩和、不安の減少などをもたらすと言われています。
さらには記憶力向上や免疫力アップにより感染症予防の働きにも関与する、との報告があり、ストレスが多い現代社会ではますます必要とされるホルモンなのです。
では、オキシトシンはどうしたら分泌されるのでしょう?
オキシトシンは、他者との触れ合いや信頼関係に深く関係して分泌されます。つまり好きな人や家族と触れ合ったり、ハグしたり、見つめ合ったり、優しくマッサージをしてあげたりすることによりその分泌が促進されるのです。
スキンシップを取る相手はパートナーでも家族でも友達でも構いません。
大好きな人、大切な近しい人たちとお喋りをしたり、一緒に食事をしたり。さらには相手にプレゼントを贈るとか、お料理を作ってあげるとか、ペットと触れ合い大切にすること(特にイヌだそう〕でもホルモンは分泌されるそうです。
しかしながら現在は人との直接のコミュニケーションが難しい時期。オンラインでは繋がれますが、なかなか直接触れ合う機会は少ないもの。
実は一人でも「オキシトシン」を分泌させる方法があるのです。
何かに感動すること、そしてその感情を抑えずに素直に表現すること。そしてセルフハグ不安なときは自分で自分をそっと抱きしめてあげると落ち着きます。
また、人に親切にすることでも「オキシトシン」の分泌は増えるのです。
目の前の人に温かい気持ちで接すること。感謝や労いの言葉、寄り添う言葉を投げかけること。
相手を認め、否定せずに受け止めること(受け入れる、とはまた別なのですが)
潜在意識の観点から大切にしていることですが、これも「オキシトシン」の分泌につながりますね。
また、私は皮膚科医として患者さんに接するときは必ず膝を向け(みらいクリニック 今井一彰先生のセミナーで教わったコミュニケーションの方法です!)、お肌に触れて診察をするようにしていますが、これも「オキシトシン」の分泌を促進しているのでは?と思いました。
ストレスフルな毎日をお過ごしの方々に少しでもお役に立てればと思い、今回は「オキシトシン」について書いてみました。
新型コロナの1日も早い収束を心よりお祈りしています。
最後までお読みくださりありがとうございました😊
写真は大好きな英語の先生のペットのお写真。種や性別を超えての素晴らしい愛の形。ぜひ人間も参考にしたいものです。(どちらも男の子です^_^)