皆さま、おはようございます。
ライフコンパスリレーブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今週は、千葉県で歯科医をしております植木弘子がお届けいたします。
新型コロナウイルスの感染者が再び増加しています。
また、熊本県を中心に、九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨による被害に、心が痛んでおります。
これ以上の被害が広がらないことを心から願っております。
先週は、島根県の三上正美さまから、
「強く逞しく柔らかい心」というテーマで素敵なお話をいただきました。
http://lifecompass-coach.com/2020/07/08/ライフコンパスコーチ・リレーブログ-126「強く逞/
三上さまのブログの中で、毎日、沸き起こる「喜怒哀楽の感情」と、どう向き合い、それを分析して、
「強い心と柔軟な心」をもって、何が起きても冷静な対応をすることができるか
という心に響くメッセージを送っていただきました。
三上さまのバトンを受け取って、
「強く逞しく柔らかい心」をもって、
「今あるものに感謝し、愛と思いやりをもって過ごす」
というテーマで書かせていただきます。
前回のブログで、次にこのリレーブログ の順番が回ってくるときには、新型コロナの流行が落ち着いて、
「あんなこともあったよね」と語れるようになっていればいいなぁと、お書きしました。
緊急事態宣言は解除されたものの、再び感染者は増加しています。
仕事でも、普段の生活でも、
「どうしよう！」「このままこの状況が続いたらどうなるだろう？」と一瞬、不安になることがありました。
どんな状況下でも、
「無いこと、できないこと」にフォーカスするのではなく、
「あること、できること」に感謝して、最善を尽くすと、
「できない」と思っていたことが、違う面から見えてきて、新たな発見ができます。
新型コロナウイルスの流行で、４月５月と、来院患者数が激減致しました。
開業以来、初めての経験でしたので、患者さんがいらっしゃらないことに、不安を感じ、動揺いたしました。
しかし、すぐに気持ちを切り替える事が出来ました。
時間が取れなくてなかなか、見直すことができていなかったこと、
今だからこそできる新たなチャレンジや工夫を医院のスタッフとともに取り組む
ことができる貴重な時間となりました。
今回のような状況が起きていなければ、危機管理の必要性を説いたところで、
実感が湧かなかったであろうスタッフも、
あらゆる場面を想定しての対策をともに考え、に移してくれています。
我こそ先に・・・
誰かより上へ・・・
という気持ちは誰もがもってしまう感情です。
しかし、今回の状況の中、人の本質を見ることができました。
「今あることに感謝し、愛、思いやりをもって過ごす」ことで、
日々起こる色々なことに対して、揺れ動く心の感情に対して、本来の自分の軸に戻ることができます。
私のミッション
「目の前の患者さん、スタッフ、そのご家族、そして、自分の家族、友人、
さらにその周りの方々が笑顔でいられること。」
そうだ、私は、このミッションを持って生きている・・・と立ち返ると、
どんな状況でも、慌てることなく、自分にできることに専念することができるのです。
「今あるものに感謝し、愛、思いやりを持って過ごす」
自粛生活になってからお会いできるのは、診療所での患者さん、スタッフ、家族、近所の方・・・。
そしてオンラインでともに時間を過ごせる方です。
自由に移動できていたときに比べて、お会いできる方はぐんと少なくなっています。
だからこそ、お会いできる方に感謝して、愛、思いやりをもって過ごすことで、自分も満たされ、相手も笑顔になる・・・。
「無いこと、できないこと」に目を向けて、不満や不平の思いを巡らせている時より、
「あること、できること」がぐんと増えています。
忙しさのあまり、気づけなかった人の優しさに、より敏感に感じることもできました。
「今あることに感謝し、愛、思いやりをもって過ごす」
もし、自分にはあっても、なくて困っていらっしゃる方があれば、お互いに譲り合う。
物質的なものでも、形にないものでも、分け合うことができますね。
外に外に目が向いていたときには気づかなかった、
今あることに感謝する毎日を過ごしています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
