お肌の悩み、実は自分が作り出している⁉︎
最近は、美容皮膚科も一般的になり、シワやシミ、くすみ、たるみといった、病気ではない皮膚の悩みの解消も、様々なアプローチが見受けられるようになりました。
そんな中、皮膚科専門医の大仁田亜紀先生は、まずは日々の洗顔、スキンケアを見直すことの大切さを提言されています。
だれにでも、簡単に、安価にできることも、案外、目新しい治療法の前に軽視されがち。
私自身も審美歯科医ですが、ご自身の歯や歯ぐきを大切にすることが、長い目で見た美容につながることを日々お伝えしています。
脚光を浴びる治療法に頼りたい気持ちはとてもよくわかります。
自分の洗顔は顧みず、レーザーで一瞬でお肌がキレイになったらいいな!と思います(笑)
でも、子供からお年寄りまで日々診察していると、先が見えるのです。その方の数十年後がなんとなく見えます。
今のお手入れを続けていたら、一時的によくなっても、また悩みが出てくるのです。
もちろん、今、やるべき治療を適切に行うことで、将来の不安を減らすことが可能です。
ですから、プロの目線で必要な治療と、患者さんご自身が変わること、その2つを実行すれば確実によくなるのです。
その大切なご自身でのお手入れについて、本当にきめ細かく書かれているのがこの本です。これだけの内容は、実際に受診しても先生から一度に全部聞くことは難しいでしょう。
毎日の診療で伝えられる時間は限られていますが、これを読めば目から鱗の素晴らしい情報がたくさん得られます。
男女問わず、顔を洗う人は皆、一読の価値ありです。
クリニックのブログで紹介させていただきました^ ^