ライフコンパス認定コーチブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
第41回を担当させていただきます、横山将志です。
よろしくお願いいたします。
さて、前回担当させていただいた2回では、スキークラブの活動の中で特に子供達の練習に向かう姿勢と気持ちから、気づいたこと学び取れたことをお伝えしましたが、今回は仕事関係から私自身が意識を高めていたことを書かせていただきます。
現在、私は印刷会社の代表として働いています。しかし、PCの導入やデジタル化の流れの中、ペパーレス(紙媒体の減少)傾向は強まる一方で、業界全体としても大きな向かい風の時期で各社試行錯誤を繰り返しています。
そんな中、弊社でも打開策として新規事業の立ち上げに踏み切りました。
来年2月の本稼動を目標に準備を整えている最中ですが、その中でポイントとなってきたことを2つお伝えします。
1つが「イメージ」
もう1つが「即やる」
1つ目の「イメージ」
これは、イメージを柔軟に作り変えるということです。
今回の立ち上げは、私自身も未経験の分野です。正直イメージが作り難い部分が多々あり、関係会社に現場研修の申し出をし、自ら体験・経験することでイメージ作りをしてきました。
(現在進行形です。)
そして、自社の現場に合わせて先々の展開イメージを作り実践するのですが、研修を重ねるたびに作ったイメージを柔軟に上書きして対応していきまいた。
「せっかく作り上げたイメージだから…。」
「何とかこれで進みたい。」
しっかりと緻密に作ったイメージだから、こだわりたい気持ちは分かります。けれども、度が過ぎてしますとその後の行動の足枷となり、自分自身はもとより周りの行動スピードまでも落としてしまうことになりかねません。
先々のイメージをしっかり作ることはとても大切。とはいえ、柔軟に上書きできる少しのココロの余裕と、上書きされたイメージ自体もできる限り緻密に仕上がっていることが、変化する外部環境への対応と周りへの配慮に繋がっていきます。
2つ目の「即やる」
これは1つ目の「イメージ」にも繋がります。単純明快で、自分の中で「良い!」と思ったことは、すぐに行動に移すということです。
私自身「イメージが作り難い」
そう思った瞬間に携帯電話を手にして、前触れもなく関連会社に連絡し研修を申し出ました。
とは言え、「即やる」
分かってはいても、なかなか難しいと感じてしまう気持ちも理解できます。
「○○だったらどうしよう…。」
「○○だと困るな…。」
マイナス方向への思いが先行して頭をよぎってしまいます。
どうしたら「即やれる」のか…?
先ず、何かを考えてしまう前に行動に移してしまうことも、ひとつの手段としてアリです。
「調べる」「聞く」「買う」「試してみる」「触れてみる」など
その場ですぐに出来てしまうことは多いです。
何かを考えてしまう前に、半歩、一歩進んでしまう。
もちろん何でも良い!という訳ではありません。
1つ目に上げたイメージに繋がるものが前提です。
「ひとつ進んだ!」
その事が自分自身の中で大きな意味を持たせてくれ、マイナスの考えがよぎりにくくなっていきます。
小さなことでも繰り返していくうちに、「即やる」体質へ変化していきます。
もうひとつあります。それは、唱えることです。
マイナスの考えがよぎる前に、「どうしたらできる?」「何をすればいい?」
念仏のように「できる」ことに繋がる言葉を何回も繰り返して、マイナスの考えが入り込むスキを与えないでいる。すると、持っているイメージに沿った道筋が断片的に浮かんできて、先ずやるべきことが見えやすくなります。
これも繰り返していくうちに「即やる」体質になっていきます。
「イメージ」に沿って「即やる」
しっかりとした緻密な「イメージ」だからこそ「即やれる」
「即やった」から改善点も早期に見出せ時間の余裕がうまれる。
そして、「イメージ」を上書きする。
今もこの2つのポイントを基に計画を進めています。
「すごく順調!」とまでは言えませんが、淡々と進められていることは
確かです。
この2つのポイントが皆様の仕事や生活の役に立てばありがたく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
横山さん
こんにちは。
イメージして、すぐに実行する。
イメージすることは大切ですよね。男性は女性よりイメージ力に乏しいと思っているので、なるべくイメージすることを心がけています。トレーニングしていけば、イメージする力もついてくるのではないかと考えています。
イメージを柔軟に上書きする。柔軟に上書きすることで、さらに洗練されたものができます。そして、即実行することで、イメージを柔軟に変化させることができ、変化に対応できる心の余裕が生まれますね。
本当にいい循環になりますね。
今日も成長につながる話をありがとうございました。実際に起こっていることなので、とても心に沁みました。