みなさん、こんにちは。
ライフコンパス認定コーチの櫻木由紀です。
5月最後の週末、いかがお過ごしでしたか?
わたしはスペイン語の資格試験を受けておりました。
さすがに終わった直後は気が抜けましたが、
その試験が終わったから勉強が終わるわけではありません。
結果を待ちながら、さらに次の資格を目指して学んでいきます。
このような状況で思い出したのが、
コロンビア人の先生から教わった
`La practica hace al maestro`
というスペイン語のフレーズでした。
直訳すると「練習が先生を作る」という意味なのですが、
そのココロをもう少し詳しくお伝えすると、
「何度も練習を繰り返し、たゆまず学び続けることで
知識・経験が蓄積され、確実に実力がつき、
人に教えられる教師(プロ)の域にまで達する」
ということです。
これは語学の勉強だけでなく、
仕事にも、どの分野にも当てはまることですよね。
人はすぐに結果を求めがちですが、
やはり「急がば回れ」の言葉通り、
着実に一歩一歩学んで行くしかなく、近道はないのです。
「これ」と目標を定めたら、
それに向かって絶えず必要なことを学び続け、練習を重ね、
経験や知識を蓄積して行くことで
本物の「プロ」認められる人にもなれる。
これからの人生100年時代には、そんな風に学び続けることが、
これまで以上にますます重要になっていきます。
あのベストセラー本、
「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)- 100年時代の人生戦略」
の著者、リンダ・グラットンさんが日本政府の
「人生100年時代構想会議」
に招かれ、お話されたとき(平成29年9月)、
人生100年時代に向けて、次の3点を示唆されています。
1)Multistage rather than three stage lives
3ステージではなくマルチステージの人生
(つまり、教育→労働→引退、という主要な3ステージを
ひとつずつ進んで行く人生ではなく、
いくつかのステージに同時に身を置き、
学び・仕事・ボランティアなど複数の活動を
並行して行っていくような人生への変化)
2)Family structures are shifting
家族構成の変化
3)Lifelong learning becomes crucial
生涯にわたる学びがきわめて重要になる
これを見ても、
これからの時代、たとえ歳を取っても、
いくつもの場に身をおいて
仕事や様々な活動を続けていきたいなら、
そして、何よりも、人生をより充実させたいなら、
やはり生涯学び続けることが重要だと実感します。
ライフコンパスの学びの中でも
井上先生が学びの重要性について
繰り返し触れてくださっていましたね。
学び続けることで、
時代が大きく変わっても
わたしたちは充実した人生を生きて行くことができる。
そのことを肝に命じて、
わたし自身も学び続けて参ります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。