皆様、おはようございます。
ライフコンパスコーチのリレーブログ。
第91回は櫻井 直樹が担当させていただきます。
今回テーマは、「運を呼ぶ人、無くす人」です。
一言で運と言っても色々ありますよね。
「恋愛運」「仕事運」「金運」「結婚運」「人気運」など様々です。
これらが共通するキーワードは何かわかりますか?
答えは「人」です。
運は人が運んでくるのです。人づきあいの上手い下手は人それぞれです。
あなたが付き合っている人間の中にも運がいい人悪い人もいると思います。
その時に運のいい人と付き合ってその人がどんな振る舞いをしているのか見てほしいのです。
多分、繋がりはさほど広くないが深く付き合っているのではないでしょうか?
そしてなにかと「俺、運良いし!」と言っているのではないですか。
ちなみに私のメンターである稲生上先生は縁起物と呼ばれてました。(すでに人を超えてます(笑))
この運がいいと言う口癖は2つの効果があります。
一つは「物事の見え方がポジティブになること」。もう一つは「運のいい人が寄ってくること」です。
運が良いと言い続けると物事の判断が運の良いという方向に引きずられるため良い方向に進んできます。
これを「予言の自己成就」といい、良いも悪いも心の奥に刻まれた言葉を知らずにうち実現する様に行動してしまうのです。
もう一つは気の問題です。運が良いと言う人は良い気を放ちます。「俺は運が悪い」と嘆く人は同情して欲しいからで、慰めの言葉をかけて欲しいと他人からは見えます。
これを自己憐憫と言い、人から運気を奪う態度なのです。
運が良いと言う人は少なくとも明るい雰囲気を提供してくれ与える態度と言えます。だから、こじつけでも無理があっても「自分は運が良い」と言い続ける必要があるのです。
悲しみを描いたことがない唯一の画家にルノワールと言う人がいます。
重度のリュウマチを患い、痛みで絵を描くどころではなかった状況でも、曲がった手に筆を持って優しく繊細なタッチで絵を次々と書き上げたと言われています。
その作品に一切、悲しみや怒りは描かれなかったのは彼の与えたかった教示が安らぎであり、希望だったからです。
「運が良い」と言うことは周囲の人に安心を与えるプレゼントなのです。